更年期太り解消の為の栄養素と食事のポイントとは?
更年期に差し掛かると
『食べている量は今までと同じなのに体重が増えてしまう』
と感じる方は多くいます
女性の場合子宮機能が衰えだす、閉経前後5年位の45〜55歳くらいの時期を指しています
個人差はありますが、更年期になると閉経によってエストロゲンなどの女性ホルモンの分泌量が減る事によって頭痛、倦怠感、体のほてり(ホットフラッシュ)、大量の汗(スウェッティング)、めまい、冷え、肥満などの様々な症状が引き起こされる自律神経失調症の一つである更年期障害に悩まされる方が多くいます
更年期に体重が急に増加する方は多く、女性の中年太りが目立ち始めるのもこの頃からです
若い時の様に簡単には痩せなくなった体はどのようにしたらキレイに健康的に痩せる事が出来るのでしょうか?
更年期太り3つの原因と食事制限のコツとは?
女性の中年太り、更年期太りには女性特有の問題が大きくかかわっている為、原因を探る事がまず大事になってきます
更年期の体重増加の原因は大きく3つあります
閉経によるエストロゲン(女性ホルモン)の急激な減少は肥満にも大きな影響を与えます
エストロゲンの働きは子宮の環境を整える以外にも様々あり、内臓脂肪の分解を助ける、コレステロール値を整える、骨を丈夫にする、髪の毛のツヤ、爪の健康を保つなど女性のキレイの支えとなっているホルモン
特に更年期以降は内臓脂肪がたまりやすく男性と同じ様にポッコリお腹の中年太り体型になる女性が増加します
また、ダイエットに励んだ事がある女性であれば生理後、女性ホルモンの分泌が活発になる時期が心身ともに痩せやすい痩せ期である事を知っていると思います
痩せ期が無くなる事も上記に加えてダイエット成功の妨げとなっています
更年期障害とは名前の通り更年期(45歳〜55歳)に起きる自律神経の乱れの事を言いますが、実は最近は20代や30代などの若い世代でも同じ様な症状が見られる若年性更年期障害に悩む方が増えています
原因は無理なダイエット、激しいスポーツ、仕事のストレスなどによってホルモンバランスが乱れている事にあり、女性の社会進出などが背景にあると言われます
加齢による自然現象の更年期障害とは原因が違いますが、女性ホルモンバランスの乱れは女性であれば誰もが注意すべき事なんです
若年性更年期障害の場合は医療機関でホルモンの補充やホルモンバランンスを整える薬などを処方してもらえますが、健康的な食生活や生活習慣を送る事が根本的な治療となります
これは男性、女性ともに共通している事ですが、酵素不足、栄養バランスの乱れ、運動不足などによって基礎代謝が低下する事によってより太りやすく痩せにくい体質になります
この年代になってくると無理な運動は体を痛める可能性が高くなりますので、普段から運動をしてこなかった方はヨガ、ウォーキングなどのゆったりとした運動から始める事が重要になります
また、筋肉を作るタンパク質の摂取など栄養バランスの良い食事は基礎代謝を上げる為に必須の要素ですので運動ばかりに気をとらわれずに食事を見直しましょう
腹八分目を基本として糖質の摂りすぎ、栄養素は豊富に摂取できているかなどを一ヶ月ほど記録してみると自分の食生活の悪いところが見つかると思います
40代中盤から50代になると育ててきたお子さんの自立による空虚感を感じたり、仕事で役職につきプレッシャーが大きくなったり、夫と過ごす時間が長くなりストレスになる方もいます
生活環境の変化によるストレスによって自律神経が乱れたり、ストレスによる過食などが原因で体重増加につながる場合も少なくありません
新しい趣味を見つけたり、リフレッシュできる時間を意識して設けてストレスを溜めこまない様にする事
ストレスを溜めこまないように睡眠やダイエット効果も期待できる入浴なども取り入れてきましょう
この様に更年期には体重を増加させる原因が非常に多くある事が分かります
ただ、若い時の様に単純なカロリーカットは非常に危険です
更年期の間違ったダイエットは痩せないだけでなく、生活習慣病の危険性や骨粗しょう症などの骨の健康を損なったり、うつ病などの精神疾患につながる恐れもあります
食生活と密接な関わりがありますので落ち込みやすい時期ですのでダイエット方法には最新の注意を図る事
更年期に特に摂取したい栄養素
ビタミン、食物繊維、ミネラル、タンパク質、脂質などをバランスよく摂取するのはどの年代、男女ともに同じですが、更年期の女性には特に摂取したい栄養素があります
大豆イソフラボンはポリフェノールの一種で名前の通り大豆に含まれています
ご存知の方も多いと思いますが、大豆イソフラボンは女性ホルモンに似た働きをする事が分かっており、植物性エストロゲンとも言われます
大豆イソフラボンをしっかりと摂取する事によって更年期障害が和らいだり、若々しく美を保つ効果が期待できます
エストロゲンには骨を丈夫にする働きがあり、更年期に女性ホルモンが減少すると骨が弱くなりやすくなります
中年、高齢女性に骨粗しょう症が多いのは女性ホルモンが密接に関わっていると言うわけです
一度、骨を折ってしまうとその時を境に筋力が低下して生活の質が下がったり、怖くて運動する気になれないなど精神的にも弱る方が多くいます
もともと日本人女性はカルシウム不足と言われいますので骨の今日の為にカルシウムは欠かせません
ビタミンEにはホルモン分泌をコントロールする作用があり、更年期障害を和らげる働きが期待できますし、血行促進作用もありますのでエイジングケアや冷え性緩和などの働きも期待できます
また、ビタミンEには強い抗酸化力があり、活性酸を除去する働きがありますので生活習慣病の予防や若々しさを作り出す事が出来ます
ビタミンB群の中でもB1、B12などは自律神経を整える働きがあり、更年期障害の際のストレス対策に効果的です
ストレスからの過食などは更年期の肥満の原因の一つとなります
更年期障害の影響で貧血になる方は多く、血液がしっかりと循環しない事で酸素や栄養が行き渡らずに倦怠感、冷えなどの症状を引き起こします
貧血の原因は病的な物もありますが、その多くは鉄分不足などの栄養バランスの悪い食生活から来ています
貧血の様な体の不調は精神的にも負担が大きくなる事も心配
上記以外にも食物繊維、ビタミン、ミネラルなどをバランス良く摂取する必要がありますが、不足しやすい栄養素は特に重点的に摂取する事でスムーズな減量の支えとなります
『精神的に落ち込んだり、体調が悪い中で食事の事まで細かく見てられない…』
更年期障害を和らげるために食事や運動が大切と分かっていても体力も落ち気味でなかなか実践できていないと言う方は少なくありません
体調不良⇒食事が適当になる⇒症状が悪化という負のスパイラルを抜け出すためには家族の協力はもちろんですが、栄養バランスを整える健康食品を持っておくことも大事です
特におすすめは置き換えダイエット食品の定番であるダイエットシェイク
ダイエット食品の中で最も栄養バランスが良く、腹持ちも良いのでスムーズな減量を助けてくれます
10秒程度で作れるうえに味も美味しいのでストレスの少ない食事制限が出来ます^^
特に人気が高い美容液ダイエットシェイクは1食当たりの栄養の充足率が非常に高く、更年期の女性も多く愛用しています
(美容液ダイエットシェイクパンフレットより)
女性の中年・更年期太りの食事制限やダイエット方法まとめ
女性の中年太り、更年期太りを解消する為のポイントまとめると
- 食事は腹八分目
- ストレス発散方法をいくつか持っておく、新しい趣味を始める
- 更年期時期に不足しやすい栄養素に気を付ける
- 運動は有酸素運動で体に負担が少ない物から始める
- 生活習慣(睡眠、入浴)の見直しをする
- 短期間で痩せようと思わず、長期的に痩せる事を考える
- 栄養バランスの取れた食事を意識し、足りない部分は健康食品も活用
などが重要なポイントになってきます
食事制限の部分と同じ位、精神状態も大切になってきますので新しい趣味などを見つけたり、リフレッシュできる時間を作りましょう♪
また、短期間のダイエットは栄養バランスが乱れやすかったり、精神的に負担が大きいので長期的な視点を持つ事も非常に大切
更年期は太りやすい時期である事は間違いありませんが、正しいダイエットを行えば必ず痩せる事は出来ます
栄養面、精神の安定がダイエット成功のカギと頭に入れてキレイを目指していくこと
キレイになる事で活き活きした生活送る事が出来ると第二の人生は必ず楽しく輝いたものになるはずです^^