カロリーオフとゼロの罠?ダイエットの正しい知識を持つ
『ダイエット中だからカロリーオフ、ゼロ系の食べ物や飲み物ばかり手に取ってしまう』
とカロリーオフ、カロリーゼロの文字に安心感を覚えていませんか?
こういった表示に隠された落とし穴に気づいていますか?
カロリーオフ、ゼロは本当は0kcalではない
カロリーオフ、ゼロと言うと低カロリーで太らないイメージを持っている方も多いと思いますが、実際は完全に0kcalと言うわけではありません
カロリーオフの定義は100mlあたり20キロカロリー未満
それだけ満たしていればカロリーオフと表示可能になります
例を出すと500mlのペットボトルの飲み物であれば100キロカロリー未満というわけです
100キロカロリーを分かりやすく例えるとシュークリームの半分から2/3個分のカロリーです
『ダイエット中でもカロリーオフ食品であれば大丈夫…』
と思ってついついとっている飲み物も実はシュークリームを食べているのと同じカロリーを取っているわけです
あとはカロリーゼロも同じように落とし穴があります
カロリーゼロの定義は100ml中5キロカロリーで表示することができます
つまり500mlのジュースなら25キロカロリーとなります
少ないように感じるかもしれませんが、エクササイズに換算するとウォーキングで約15分相当の運動をしないと消費できないカロリーなんです
運動が苦手な方は15分分の運動と同じ消費カロリーをなんとなくで摂取してしまっています
この様にカロリーオフ、ゼロの食品であっても意外とをとっていることが分かります
特に運動が苦手なので食事制限を行っている方は注意する必要があります
カロリーカット系の食べ物を意識して食べているからと言って他の食事がおろそかになってしまうなんて事になっている方もいます
まさに本末転倒ですよね…
あまり細かくカロリーのことを考えていると精神衛生上よくありませんがそういった食品や飲料を飲んでいないか一度見直してください
ダイエットの最終目的は痩せる事ではなくて、太らない食習慣を身に付ける事にあります
塵も積もればなんとやらでダイエットの為と思っている物が実は肥満の原因になっているかもしれません
人工甘味料は危険なの?
食品つながりで言うと流行りの人口甘味料にも注意が必要です
アスパルテーム、スクラロース、サッカリン、ネオテーム、スクラロースなどなど聞いた事がある人口甘味料がありますが、安全性に関しては国内外で様々な論文が出されており、警鐘(アレルギー反応や依存性など)を鳴らす専門家も多くいます
副作用と言うのは大げさかもしれませんが人口甘味料は砂糖など自然の食品の何十倍、もしくは何百倍も甘く感じるように出来た添加物です
(使用量を減らして低カロリー化できるので使用されているんです)
ネオテームなどは砂糖の7,000倍以上の甘さを感じる事が出来るそうです
人工甘味料の依存性は非常に強いと言う専門家も多く、その甘さに慣れてしまうと普段の食事が物足りなくなり余計に味の濃いものやカロリーの高い物を求めてしまい塩分や糖分を必要以上に取ってしまう可能性があります
ただ、砂糖や塩分も摂りすぎは毒になります
それだけでなくビタミンやタンパク質など全ての栄養素は過剰摂取した時に何かしらの副作用があると報告されている場合が多く、何事もバランスが大切なんです
『〇〇だからOK!』と言う考え方は危険と言う事です
人工甘味料もうまく取り入れる事が出来ればカロリーカットの手助けになります
添加物も元々は食品の腐食を防ぐ為などメリットが多いので食品に活用されています
- コンビニ食品ばかり取るのではなくて自炊をしてバランスを摂る
- 忙しい時は手軽に摂取出来る食べ物を用意しておく
食べ物ばかりを気にしているのも精神衛生上よくないですし、その分運動でカバーしようとバランスを摂る事も大切です
添加物ばかり気にしている方は日々のストレスが普通の人以上になってしまいますよね
身の回りにある食べ物には基本的に添加物が入っている事がおおいですから…
ダイエットはバランスが大切♪
ジャンクフードが食べたい時は食べて運動する
運動が出来なければ食事でコントロールする
と言った風に偏らない事が大切
置き換えダイエットに使用する様なダイエット食品もうまく取り入れる感覚で使用すると成功しやすく、依存してはいけません
難しい話ですが、カロリーオフ、ゼロが良い悪いと言う事ではなくて依存しない様に上手く活用できるように自分の食生活のスタイルを持つことが一番重要です